心身を統一するというと難しくとらえてしまいがちですが、そんなことはありません。

よく「好きこそものの上手なれ」といいますよね。
まさしくこれが心身統一なのです。

好きなコトに対しては真剣に取り組むので心も体も集中しますから早く上達します。
一方、嫌いなコトに対しては体だけはその方向を向いていても心は別の方向を向いていますから集中力も弱まりなかなか上達しません。

このように心と体が一致していること、すなわち心身を統一しているときとしていないときとでは結果が大きく変わります

何かを学ぶとき、早く上達しようとするのであれば、心身を統一して自分が持っているすべての力を注いで学ぶことが重要になってきます。

氷山の一角しか使っていない

心身統一は「氷山の一角」の図をみてもわかりやすいかと思います。


水面上に見える氷はホンの一部分であって、大部分は水の中に隠れてしまっています。
この目に見える一角(=体の力)だけだと本来の力のホンの一部分しか使っていませんよね。目に見えない部分(=心の力)も合わせるとすべての力を使うことができます。

このように「体の力」と「心の力」を合わせて使うことで、自分が持っている本来の力を最大限に引き出そうというのが心身統一なのです。

人間はみんな心も体も持っています。

その心と体を正しく使い、自分が本来持っている力を最大限に引き出す方法を学ぶことがここのレッスンの目的です。

日常生活に生かしましょう

ここでは心身統一の原理を合気道に活かすことをお伝えしていますが、心身統一は合気道に限らず他のスポーツ、芸術はもちろん、日常生活にも生かすことができます

野球なら正しい姿勢でリラックスして打つこと
芸術ならリラックスしてより豊かな感性を
家事なら正しい体の使いかたでより疲れにくく


あなたもぜひ心身統一を学んで日常生活に活かしてほしいと思います。

心身統一合氣道の創始者である藤平光一師は次のように言っておられます。
「砂糖の甘さをどれほど説明しても理解してもらうことは難しい。
一度舐めてもらうことが一番だ。」


まずは体験してみてください。そして心身統一を直に実感してみましょう!