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お稽古の流れ

具体的にどんな流れでお稽古をするの?
お稽古について行けるかどうか不安だなぁ。

そう不安に感じているあなたに普段のお稽古の流れを紹介しましょう。

お稽古はとってもシンプルです。
必要以上の腕力も運動神経も要りません。

リラックスして自然な動きの中で「心身統一」「合氣道」を学んでいきます。

ではお稽古の始まりです。

1. お稽古開始の礼

宜しくお願いいたします。

「礼に始まり、礼に終わる」は武道のみならず学ぶ場での基本ですね。
礼によって相手と氣を交流させます。

2. 柔軟体操

力を抜いて行う方が筋肉は伸びます。

体を柔らかくします。
決してムリに伸ばそうとしないでください。
却って筋肉が硬くなってしまい縮んでしまいます。
ムリに柔らかくしようとせず、力を抜いて伸びるところまで伸ばします。

3. 合氣体操(合氣道独り技)

正しく独り技が行えているかチェック。

相手がいなくてもお稽古はできるものです。
合氣体操(合氣道独り技)は相手がいなくても合氣道の動きを独りで繰り返します。
繰り返すことで正しい動きが体に染み込ませられ、組み技になったときでも自然に相手を導くことができるようになります。

ただ、間違った動きを繰り返すと間違った技を身につけてしまうので、ここでは独り技が正しく行えているかどうかを確認します。

4. 受身

「受身3年」とはよく言ったものです。

柔道などにもあてはまりますが、合氣道は受身が基本です。
たとえ体のバランスを崩して倒れるときでも体に受ける衝撃を最小限にとどめ、頭はもちろん体全体を守ります。

受身を繰り返すことで体の隅々まで氣が行き渡り、余計な力が抜けて柔らかくなります。
その結果、転んだりケガをすることが少なくなります。

5. 組み技

「投げて喜び…」

ここで相手を投げたり、
また相手に投げられたりします。

 

  • きちんと「氣」が出ているか、
  • 力まずリラックスできているか
  • 統一体が乱れていないか
  • 途中で氣が切れていないか
  • 途中で氣が弛んでいないか
  • 正しく相手を導けているか

 

 

を確認しながら技を身につけていきます。

受け手と投げ手が交代して
「…投げられて喜び」

モノを持つと氣の範囲が広がります。

たまにはモノを持ったりします。(木剣や杖)

このように左右を均等に動かして
体のバランスを整えながらレッスンします。

6. 氣の呼吸法

リラックスした状態で吐き、吸います。

呼吸を整えて心を鎮めます。

お稽古の最後に行うことが多いですが、最初に呼吸法を行って心を鎮めてからお稽古を始めることもあります。

7. お稽古終了の礼

ありがとうございました。

お疲れさまでした。
お稽古してくれた相手の方に感謝の心を伝えます。

日によって、またお稽古の進捗状況によってお稽古内容は変わりますが、普段はこのような感じでお稽古をすすめます。

昇級審査、昇段審査、または発表会などが近づくと、各自のテーマに沿って集中的にお稽古を行ったりします。

決してムリをせず、できる範囲でコツコツとお稽古を重ねることで、少しずつ氣がみなぎり、健康な身体と鎮まった心が身についてきます。

あなたも合氣道のお稽古を通じて「氣」を錬磨してみませんか。

ご参加をお待ちしています。

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「力の抜けた自然な姿勢、身のこなし」

それが、人間が本来持つ正しい身体の使い方です。

また、正しい身体の使い方は日常生活やスポーツの競技力向上にも活かされます。

疲れにくくなったり、動作がしなやかになったり、また本来持っている力を発揮できるようになります。

そして結果的に、体を鍛えることやスタイルアップやテクニックの向上にもつながります。

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