合気道は手足バラバラではなく、身体全体を使います

冒頭の写真は、腕相撲の対決をしているところです。
腕相撲といっても腕力比べをしているというわけではなく、身体の使いかたを教えていただいているところなのです。

数十年ぶりに酒席をともにしていただいた師匠と、お酒を酌み交わしているうちに「実演」を交えて心と身体の使いかたを教わりました。

全身の力を使う腕相撲

腕相撲をするとき、どうしても腕力で相手を引き寄せて倒そうとしますよね。
これって身体全体からすると「腕」というパーツだけの力を使っていることになります。
でも相手の腕の力を自分の身体全体で受け止めると、意外とラクに受け止められるのです。

そういえば、以前テレビで「腕相撲の達人」が自分よりも身体の大きな筋肉マンに圧勝している場面を観たことがあります。
Youtubeにないかな。ちょっと探してみると。。。

ありました。宇城 憲治(うしろ けんじ)さんという方です。
空手の達人なんですね。

自分よりも大きな相手と空中で腕相撲をしてみると。。。

圧勝ですね。いともカンタンにボディビルダーをねじ伏せています。
見た目によらず腕力があるということでしょうか。

宇城さんとボディビルダーの方の腕力をそれぞれ計測します。

やはり左側の宇城さんに比べ、右側のボディビルダーの方が1.5倍ほどの腕力があることがわかります。

ということは腕力だけではない何かがあるのでしょうね。
では腕相撲をしているときはどの筋肉を使っているかというと。。。

腕の力だけを使っているボディビルダーに対して、宇城さんは上半身を全体的に使っています。

ふくらはぎの筋肉も多く使っています。
腕力だけではかなわなくても全身の筋肉を使えば、自分より大きい相手でも倒すことができるということなのですね。

心身統一合氣道も全身を使います

心身統一合氣道にも同じことがいえます。
腕、足、胴体とパーツを分けて考えるのではなく全身で支えるのです。

そして「心の力」も使います。

相手の腕は「自分の身体全体で支えている」と思うことです。
ですから筋肉を意識しません。意識すると体が硬くなり相手の力を受けてしまいます。
それどころかリラックスしています。そしてその状態が一番強いのです。

冒頭の写真に話を戻しますと、腕相撲を通して「身体全体で支えること」を師匠より教わっていたのです。
師匠の腕はとても柔らかいにもかかわらず、全く自分の力が師匠の方へ入っていく気がしませんでした。

心身統一合氣道はリラックスした状態で技を行います。身体全体を使います。
だから見た目によらず強いのです。

心身統一合氣道の創始者である藤平光一師は次のように言っておられます。
「砂糖の甘さをどれほど説明しても理解してもらうことは難しい。
一度舐めてもらうことが一番だ。」


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大阪市住吉区にあります合気道教室「心身統一合氣道」は、正しい身体の使い方を身につけることを重視した合気道教室です。

「力の抜けた自然な姿勢、身のこなし」

それが、人間が本来持つ正しい身体の使い方です。

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