多くの人、特に普段から体を動かす機会が少ない人は、自分の体をうまく使えていないことが多いです。

例えばこんなこと。

  • ちょっと離れたところにあるモノを取ろうとしたとき、手だけを伸ばして取っていないでしょうか。
  • 重いものを持ち上げるとき、腕のチカラだけで持ち上げていないでしょうか。
  • 人の話を聞くとき、その人に向けているのは首だけということはないでしょうか。

つまり上半身と下半身をバラバラに使っているのです。
上の例で言えば不精しているともいえます。

少しでもラクに済ませようとして手だけ、腕だけ、首だけを動かすという不自然な体の使いかたをすることで却って体を疲れやすくしているのです。

疲れにくい体になるためには上半身と下半身をうまく連動させ、体全体を一つに使うことが重要です。

上の例でいえば

  • 離れたところにあるモノを取るときは、腕だけを伸ばして取るのではなく、体全体がモノがあるところまで近づいて取る
  • 重い荷物を持ち上げるときは、腕の力だけではなく腰や膝も一緒に使って持ち上げる
  • 人の話を聴くときは首だけではなく体全体を相手に向ける

3番目に関しては礼儀上でも大切なことですね。

この「体全体を一つに使う」ことについて詳しく書かれている本があります。
心身統一合氣道会の会長 藤平信一先生が監修されています。
以前NHKの「あさイチ」という番組でも紹介された内容をムック本として発行されてものです。


当然、心身統一合氣道も体全体を使います。
上半身と下半身を連動させて、膝や腕でリズムをつけて自然の流れの中で投げます。

体全体を一つに使うことで
より自然に
よりラクに
より疲れにくく

生活を送ることができます。

あなたも合気道を通して疲れにくい身体を手に入れませんか。